だれのための・・・

2022年12月20日(水)

今年も残すところ、あと10日、
ほんと少しずつですが、3年目となるとコロナ禍の過ごし方も慣れてきたというかなんというか。。。

今回は、来日後週か月の在住外国人の方(Iさん)から連絡があり、マイナンバーカードの手続きを教えてほしいということで、一緒に行ってきました。
ちょっと厳しいことを言いますが、日本は本当に外国人にやさしくないと思うことがよくあります。
今回はそういう問題提起も含めたお話です。

Iさんと、安芸区役所「マイナポイント支援コーナー」へ行きました。
どうやらIさんは色々な方に聞きながらマイナンバーカードを作ったそうですが、
マイナポイントの申込がどうしてもわからず、ふくみみを頼ってこられました。

支援窓口の前で少し待ち、

わたしも同席OKを頂いて中へはいりました。

さっそく係の方がパソコンの準備をはじめ、

係り「Iさんは、(日本の)パソコンは使えますか?」
Iさん「はい、少しだいじょうぶです」
ふく「わからないところは、わたしが補助します」
でスタート。
Iさんは来日前にしっかり日本語を勉強してきていたため、係りの方に話を聴きながら操作できました。

パソコン操作も上手にこなし、

無事にマイナポイント申請が終了。
(ポイント取得先の決済サービスは事前に取得済)

係りの方が親切丁寧に説明してくれたのもありスムーズに終了。

あぁ、よかった、よかった。

なのですが!?

 

ここまで来るのに本人は本当に苦労したそうです。
まずこれをご覧ください。

マイナンバーカード/外国人/と
インターネット検索したら、

”地方公共団体情報システム機構”の
「マイナンバーカード総合サイト」がでました。

ここの「外国人向けの案内」をみて驚きました。
本投稿の見出し画像にもしていますが、
これです、、、👇

みなさんこれ、
外国人にわかると思われますか?

全部で6ページあるのですが、、、

 

 

こりゃぁ、
「外国人住民の方へ」になってないでしょう・・・😢
ざっくり在住外国人の日本語力を
日本人の年齢や学年で例えると、
5歳~小学校低学年程度です。
(会話や漢字など習熟度)

そういう方たちに、
この説明はとうていわかりません。

こちらをご覧ください(最後のページ)

最後のページにこれが記されているんです。

6ページ目まで読まれるとは思えませんね。。。
こういうのはマイナンバーに限らず、
国や地方だけでなく、地域や市民でもあるのですが、
やっぱり公的な案内や説明は見本になるよう
率先した外国人目線の取り組みをしていただきたいものです。

26言語までなくてもせめて、
「やさしい日本語」で表記する、
または6ページ目のような多言語ページに
やさしい日本語で誘うくらいしないと
ただでさえ複雑怪奇な手続きが迷宮入りになってしまいます。

こういうのを見るたびに
「はぁ、ここもか・・・」
「ふぅ、、、またか。」と考えさせられます。

制度を変えるわけでも、
システムを導入するわけでもないので、
表現方法くらい伝わりやすくできたらいいですね。

うちの投稿もやさしい日本語を使ったりしようと
考えていますが、まずは日本側にこういった
不備などしってもらいたいので、
しばらくは日本人向けの投稿にさせてもらっています。

手続きを終え、
ひと安心したIさんと、
マクドに寄りました(^^♪

ごちそうさまでした~♪

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