日本語ボランティア養成講座(やさしい日本語講座)

2023年3月19日(日)

みなさんは、
「やさしい日本語」ってご存じですか?

広島市佐伯区、利松公民館では2年前より、
「としまつ日本語サロン」という地域日本語教室活動をされています。
今回、そちらのボランティアさん向けの講座でした。

やさしい日本語を使って、
外国人とスムーズな交流をということで、
ふくみみ登壇させて頂きました(;^_^A

わたしたちが知っておかないといけないのは、
地域にどんな外国人が暮らしているのか?ということ。

外国人といっても、外国人のかたからすれば、
外国人同士も外国人なわけで、

日本へ来た目的や在住期間も人によって全然ちがう。
それを「外国人」ってひとくくりにするのってどうなの?
簡単にですが、その説明をさせてもらいました。

それを知ってもらったうえで、
外国人とコミュニケーションをとるために、
「やさしい日本語」を使うことがより良い方法ですよ。
っていうお話です。

やさしい日本語は「易しい・優しい」日本語で、
外国人の日本語力を上げてもらうと同時に
わたしたちの日本語レベルもさげて
わかりやすい日本語で接することでより理解が深まります。

わたしたちが普段使っている日本語はあまりやさしくないので(笑)、
実際にやさしい日本語を使ってみてもらいました。

これが結構難しいんですよね。
ついつい普段慣れ親しんだ日本語になってしまうんです。
「避難(ひなん)してください」っていうより
「にげて(ください)!」って言う方がわかりやすいんです。

「〇〇できないことはない」っていうより
「〇〇できます」っていうほうが、やさしいんです^^:

ほんとうは、もっと時間をとって
この他にも色々あるのですが、
ひとまず「基礎編」ってことで、またあるかな?

いま広島市内には、
ボランティアさんが主に活動される地域日本語教室が
20か所以上あります。

地域日本語教室も増えていますが、
それ以上に外国人の方はどんどん増えています。
そして冒頭で話した多様な外国人が増えています。

わたしたちは、
日本語を教える(支援する/お手伝いする)だけでなく
日本の文化や習慣に親しんでもらうだけでもなく、
「わたしたちが」外国人・外国の事を学ばなければならない、
これがもっと必要になってくると思います。

やさしい日本語でコミュニケーション
市民グループふくみみは、異文化理解・多文化交流など
地域多文化共生に繋がる講座活動も行っています。

ご興味あればお問い合わせください。

そして利松公民館さんの、
としまつ日本語サロン」にも、
日本語支援ボランティア希望の方、
参加外国人もお待ちしています。
職場や身近に外国人がいらっしゃっるかた、
ぜひお勧めしてあげてください。

利松公民館
〒731-5106 広島市佐伯区利松一丁目18-15
電話:(082)928-8687
FAX:(082)928-0868

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